Nice to See you, Nippon
タイでは、日本の中古本が置いている書店があります。
特に仕事が忙しいわけではないため、本を買い漁り読んでおりました。
そして、その中の1冊が、1勝9敗(ご存知の方は多いと思います)でした。
タイで過ごして1年経過しますとそろそそさすがに
まずい、このままだとダメ人間になる。
と、思い始めます。
それは、日本より緩く、雰囲気がふわふわしているため徐々に覇気が失われていきます。
自分の能力を磨くというより使い切ってしまう、そういう感覚になるのです。
そのため、ある日、突然、朝5時に目覚め、直感が働きます。
そうだ、1勝9敗の会社に転職しよう!
(昔、そうだ、京都に行こう!というCMありませんでしたっけ?そんな感覚でした笑)
朝5時に、パソコンに向かい履歴書、志望動機を添付して送ります。
無事書類選考通過(よく通過したなぁ、人事は見る眼がない??)。そして、日本での面接があるとのことで、数日休みをもらい、運よく、合格となったのです。将来、海外勤務したい旨を話し、そのためには、店舗勤務が必須とのことで、ゆずが路上ライブを行っていた場所のすぐそばの店舗に勤務することになります。
ただ、私は、元来コミュニケーションが苦手です。
9か月間居ましたが、店舗の誰とも仲良くならなかったのです。
毎日、朝から、時間があれば、社員、契約社員、アルバイトがゲームの話しかしないため、会話に入れません 笑
いつもポツン、と一人
休憩室の端で黙って座っていました 笑
働いて1ヶ月もせずに仕事が嫌になってしまい、ずっと憂鬱の日々
そして、仕事では、社内表彰のために、仕事終わりに、服を綺麗にすべて畳みなおします。
確かに綺麗に見えるのですが、そういう宗教的なところは、私は、苦手でした。。。
それがお客様のためになるのか、仕入れ先のためになるのか、
他に改善すべきところがあるでしょ?
この会社で再度、重要なことを学びます。
頭のいい人達は、本部に勤務しているため、現場が分からないのです。
そのため、現場との乖離がでます。
やはり、どの仕事、情報入手においてもそうですが、権威のある人、頭のいい人と会っても、本当の情報は得られません。現場に、全て回答があります。
現場を見ること、この重要性を再認識させられた会社でした。
そして、今、思います。
中国の売上が大きいから、ウィグル自治区の問題を社長は、殆ど言及しない。分からない、としらを切る。そして、横田氏の本に対しても逃げてばかりで、堂々と話しをしない。別に堂々と納得するまで話をすればいいのではないでしょうか。
レジの特許の問題にしてもお金で相手企業を倒そうとする。
これなんですよ、これ。嫌になってしまいます。
ん~この社長は、どうしようもない、と思ってしまうのは、私だけでしょうか。
何か目的があるわけではないんですよね、売上(数字)を追求する、これしかないのです。
本当は目的があって、それに向かって仕事をする、それが正解なのですが、お金の面で成功してしまうと周りがイエスマンだけになってしまい、本来の目的を失っている気がしますね。
3ヶ月ほどで緊張の糸が切れてしまい、逃げるようにやめることになります。
逃げの髙橋参上!!
ここまで逃げると流石に不安になります。。。自分にあった仕事はあるのだろうか。。。
<余談>
顔見知りになったのは、近くのスターバックスとお寿司屋さんの中国人の女性でした。
お寿司屋さんの中国人の女性に迷惑がかかるので、細かくは、書けませんが、なるほど、仲良くなると自然とこういうことをしてくれるのか、と、勉強になりました 笑
殆ど会話をしたことがないのですが、いつもよく?してくれました。
彼女が解雇されずに今でも働いていますように。。。