旅順
新事務所ですが、年末年始や、オークションが重なり、リフォームが始まる段階まできました。(移転は、4月~5月を予定しております)
と、言いましても5坪ほどの事務所ですので、小さい事務所とはなります。
場所は、「乃木坂」徒歩1分のマンション(事務所可)です。
乃木坂、と聞き皆様は、何を思い浮かべますでしょうか?
ネットで検索しますと乃木坂46公式サイトが一番初めに出てきます 苦笑
なぜ、この場所にしたのか。
それは、乃木邸に近いということです。
私にとり、乃木坂と言えば、乃木希典です。
自分が会社の事務所を持つのであれば、乃木坂にしたい!
あるお客様には、お話しました。
なぜ、乃木将軍なのか、
「旅順の戦い」この一点に尽きると思います。
毎日死を覚悟しながら、奮闘し、そして、今日が最後と思って、全力で戦う、そして、それでも強固な旅順は、落ちない。
乃木将軍のことですので、毎日、全力で戦い、多くの部下も失い、もう体力も残っていない、倒れこむ寸前でやっと立っていられるほどの状態であったと想像できます。
それにも関わらず、上層部は、「何をやっているのだ、一刻も早く落とせ」、との指令がきます。
心の中では、愚痴を言ったかもしれません。
ただ、想像を遥かに超えた、限界状態の中、ほぼ全滅と言われる程の兵力を失くしたにも関わらず、翌日、その中でも最も傷の浅かった部隊を投入し全力で突進します。
結果として、陥落させるのですが、この旅順は、当時、世界一の要塞と呼ばれていたため、多大なる犠牲を払いました。
乃木将軍も例外ではなく、息子2人を亡くしています。
そして、この旅順陥落が後に日露戦争の勝利と繋がるのです。
確かに、旅順攻略では、全滅と言っていいほどの状況でしたが、それでも、亡霊のように出てくる乃木将軍の気迫せまる軍隊。
それが、ロシア軍を後に、過大までに乃木将軍を恐れた結果、日本が勝利するという歴史的な快挙を成し遂げたのです。
これほどまでの人材は、なかなか出てこない、そう思っております。
日露戦争後、乃木将軍は、出来る限り、遺族の方へ訪問し、自分のできることを行い、自分の私財を投じるなど、遺族の支援を行ったのです。
今、日本人は、乃木希典を忘れつつありますが
私は、この乃木希典という人物にとても惹かれるのです。
そのため、乃木坂に事務所を構えたい。
乃木将軍のように、毎日、気力がゼロに近くなるまで、闘える人物でありたい。
そして、乃木将軍のように温かい心を持ちたい。
私が、今まで周りに迷惑をかけてきた分、期待に応えられるように、言葉だけではなく、実行力で示していきたいのです。