本当にありがとうございます
最初の第一声がこの言葉でした。
「このまま住んでいいんですね?本当にありがとうございます」
そして、飯田さんは、深く何回もこんな若造の私に頭を下げてこられました。
亡くなられた後、中にあるものを全て撤去した後の写真です。
以前、私がなぜ、不動産を所有しているのか、そして、住人の方が亡くなったこともお話させていただきました。
こんな状態のところに住んでいたと知ったのは、亡くなった後、全てのものを撤去した後、この部屋に入った時です。
とてもではないですが、住めるような場所ではない
でも、私がこのアパートを引き継いだ際、飯田さんにお会いした際の第一声が、
「住んでいてもいいんですね?本当にありがとうございます。あ~良かった」
人生の最後に、このような場所に住まわせてしまった、のがこの私、高橋です。
この事実は、批判されても仕方がない、そんな事実です。
もっと、全力でできたのではないか。
今でも、毎日、そう思っています。
そのため、飯田さんの娘さんもおっしゃっていましたが、お世話になっていた、そして、飯田さんが、体調が悪くなり動けなくなった時に、病院に連れて行ってくれた隣のバングラディッシュ人のリサイクルショップを綺麗にさせていただいたのです。
飯田さん、喜んでくれているかな?
飯田さんに批判されるべきなのに、毎回、こんな私に優しくしてくれた、飯田さん
私は、自分への懺悔を込め、そして、忘れてはいけない、事実と受け止め、今回日記のような形でブログを上げさせていただきました。