1911年 ジョージ5世 5ポンド金貨 価格推移&今年の予想(2022年1月度版)
本日は、私の個人的ブログから離れ、コインのお話をしたいと思います。
1月は、オークションの日々で一年で一番興奮する月です。
皆様は、いいコインを入手できましたのでしょうか?
今回、当社もいいコインを入手できましたので、少しづつアップしていきますので、楽しみにしていただければと思います。
今回、その中でも注目している、1911年ジョージ5世の価格推移につきましてお話させていただきます。
下記が、15年前、5年前、そして、直近の価格となります。
*為替は、オークション日の三菱UFJ TTSを使用
*全てオークション会社手数料、輸入消費税込
*その年に出品がないものは、その前後に出品されたコインの価格を参考として入れております。(赤の部分となります)
15年前の2007年は、どのグレードも100万円以下で入手できましたが、日本のコインが盛り上がった2012年~2017年までに大幅に価格が上昇したことがお分かりいただけます。
そして、その後5年間、PR65CAM以下のコインの価格は、伸び悩んでいます。
ただ、一方で注目していただきたいのがPR66CAMの価格推移です。
1年前の2021年にも出品されていますが、やはり高鑑定が伸びているという実績です。
66CAMと65CAMの価格差が大きいということは、
①66CAMの価格が下がる可能性がある
②65CAMの価格が上がる可能性がある
この2つになります。
ただ、65CAMが伸び悩んでいた5年間、66CAMは、順調に伸び価格差が異常に開きました。
このことから、65CAMが上に行きそう、とうことが感覚でお分かりいただけるかとは思います。
1年前は、オークション会社手数料、輸入消費税込6,276,600円でした。
鑑定枚数は、下記となります。
2022年1月時点
<今後の予測>
PR66CAMとPR65CAMの価格さがあまりにも大きいため、5年程停滞していたPR65CAMの価格が今年は伸びる年とみております。
通常は、1グレードは、20~30%の差となっており、倍以上開いていることから、PR65CAMが今年は、オークション価格が、430万円ほどですが、550万円~600万円まで上昇するとみております。