英語をどのように習得したのか④
英語の初期段階は、頭の中で、英語を日本語に直して理解しようと試みる脳の状態です。
そのため、自分で翻訳しているうちに、次の会話(文)になっているため、焦ってしまい、どんどん、分からなくなってしまうということを経験された方は、多いかと思います。
その結果として、スピーキング、リスニングが苦手になってしまうこともあるかと思います。
まさに、私がそうでした。
さて、前回のブログで単語を勉強していくのが大切と書かせていただきました。
インスピレーション
英語ですと、Inspirationと書きます。
In + Spire が組み合わさった単語となります。
Spireというのは、「魂」という意味があり、魂がin(入ってくる)ので、インスピレーションとなります。
そして、逆にex + spire (=expire)は、魂が出ていくため、期限が切れる、などの意味が辞書で出てくるかと思います。
ただ、文章で、expire, inspireが出てきた時、魂が入ってくる、魂が出ていくということが分かれば、それで、十分なのです。その前後の文章で、その動詞がどのような意味になるのかなんとなく、分かり、その文章の意味がおおよそ、日本語ではなく、英語として頭に入るようになるのです。
そして、in ですが、入ってくるという意味だけではなく、not という意味があります。
例:Indecisive 決断力のない
そうしますと、in のほかに否定的なものはないのか?というように見るようになります。有名なものでは、un, dis, im などがあることに気づきます。
少しマイナーとなりますと「a」もnotで使われることがあります。
このように段々と広がっていくのです。
また、単語を勉強していく中で言葉に出して、繰り返しているとなんとなく発音が分かってきます。
これは、不思議なのですが、突然、ある段階でリスニングの際、単語が聞ける(分かる)ようになるのです。
この時にTOEICのテストの点数が飛躍的に伸びます。そのため、この段階になるまで、かなりの辛抱が必要です。この段階にきますと、おおよそ、680点~780点あたりの点数になっています。
その後は、900点を目指すため、TOEICの900点を目指す参考書と併せて800点の参考書を勉強することにより900点を超えるか、900点近辺の点数まで持っていけいます。
ただ、900点取れても、なぜか、英語が分かる実感がないのです。
どのように英語が話せるようになったのか、時々、ブログの中で触れていきたいと思って負います。
英語を上達させるには、初心者、中級者限らず、「単語」を覚えること、これに限ります。
2021.12.10