メーサローン(Mae Salong)
今、台湾が注目されておりますが、台湾と同様国民党軍の子孫が、メーサローンで暮らしています。国民党軍が雲南→ビルマ→タイと逃れて住み始めたところです。
メーサローンと聞き、すぐにピンときた方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか?場所は、下記の通り、タイ北部、ミャンマー、ラオスに接している、ゴールデントライアングルのところです。ケシで有名な場所であったところです。
今、タイ側は、ケシの栽培からお茶の生産へ移行しておりますので、おそらく公には、ケシ栽培は、されていないと思いますが、ミャンマー側は世界のケシの最大供給地の一つです。
タイに行かれたことがある方は結構いらっしゃると思いますが、メーサローンまで足を延ばした方は少ないかもしれません。
もちろん、髙橋は、ここに行っています!
国民党軍の子孫は、国籍は、タイ人として暮らしてはいますが、この小さい街は、中国語の看板が出ており、今でも中国人という誇りをもって暮らしていることがうかがえます。
今回、なぜ、ここを取り上げたかと言いますと、地名が、美斯乐(Mae Salong)からサンティキリと地名が変更となっているのです。
なぜ、ここだけ?
不思議ですね~
台湾と美斯乐は、繋がりがあるのですが、台湾の国民的歌手は、このMea Salong を忘れないで!と2000年にリリースした歌で歌っているようです。
このメーサローンは、ミャンマー、ラオス、そして、もちろん中国からも近く、ミャンマー、ラオスでの○○○○党の支配が強くなりつつある今、今後この方々も危険にさらされるのでは?と危惧しております。
ここは、数時間滞在すれば十分すぎるほどの小さい街です。モンローと同じく、ニュースになることはないかとは思いますが、忽然と消えてしまう可能性があると中長期的に注目しております。
タイは、中華系が多いですが、ここの人々は目立たずに、ひっそりと暮らしています。
この暮らしが少しでも長く続きますように願っております。宿泊施設もありますので、是非一度、ここに足を運ばれ、国民党の子孫の方の暮らしを見て、そして、レストランでも食事していただければと思います。
このように各地で一党独裁VS民主主義の闘いが各地で繰り広げられております。今後色々と書いていきますが、どちらもお金をとにかく刷り、そして、できるだけ支配していく、その構図です。実際に、陰謀論は、富裕層からは、聞かれません。陰謀論を語っている人は、海外に行くと借りてきた猫のようにしょぼんとして、富裕層と議論を交わせるほとではないことを目の当たりにしております。
誰かの陰謀で動かせるほど、今は、そんな小さい世界ではないのです。私は、陰謀論ではなく、きちんとこのように自分の眼で、お金の流れ、その巨大なマネーがどのように動いているのか体感し、発信するようにしております。
2021.11.16