1754年 ルイ15世 都市景観 金メダル MS61PL NGC
カテゴリ:フランス
年号 | 1754年 |
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国名 | フランス |
鑑定番号 | 5790609-012 |
グレード | MS61PL NGC |
販売価格 | 15,000,000円(税込) |
発行枚数 | -枚 |
コイン紹介
2022年11月18日
ラ・ロシェルは、プロテスタントの半ば独立状態であったが、1628年のラ・ロシェル大包囲戦により、王の直接支配となったのです。
ラ・ロシェル商工会議所(Chamber of Commerce)が発行さしたメダルとなっており、フランスの湾岸都市、ラ・ロシェルが裏面に描かれております。
ルイ15世は、1740年神聖ローマ皇帝カール6世が崩御すると、マリア・テレジアの夫である、フランツに皇帝の座を渡したくないため、バイエルン選帝侯のカール・アルブレヒトを推したのです。また、プロイセンの支援も受け、カール・アルブレヒトが、カール7世として神聖ローマ皇帝へなったのです。
そして、1754年
何が起こったのか。
財務総督のマシューが、この時代もっとも優秀であった財務の専門家であった彼が財務を健全化しようと努めていたが、既得権益(教会、投機家)が彼を実質追い出した(最終的にはルイ15世の命令であるが)のが、1754年だったのです。
つまり、財政健全化のチャンスを逃してしまったのです。
そうなると財政にプラスとなることは、行わざるを得ないため、このように表面を王にしたメダルが正式に発行され、王室は、わずかながらでも財政に寄与させようとしたのではないでしょうか。