【Sold】1861年 プロイセン ヴィルヘルム1世 20ダカット金メダル SP63 PCGS
カテゴリ:ドイツ
年号 | (1861)年 |
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国名 | ドイツ |
鑑定番号 | 45658873 |
グレード | SP63 PCGS |
販売価格 | 4,500,000円(税込) |
発行枚数 | -枚 |
コイン紹介
2022年11月1日
イギリスのヴィクトリア女王好きにもお勧めの1枚。
プロイセンと言えば、フリードリヒ2世、
そうです、あのマリア・テレジアがハプスブルク家を引き継いだ際に、シュレージエンを奪取したあの人物です。
力のイメージがある、プロイセン王国に娘を嫁がせたのが、ヴィクトリア女王です。
なぜ、ヴィクトリア女王は、プロイセン王のヴィルヘル1世の息子に娘を嫁がせたのか。
結婚は、1858年
つまり、ヴィルヘルム1世の即位前なのです。
そして、ヴィルヘルム1世の即位は、1861年、そして、年は、63歳
これは、ヴィルヘルム1世が早めに崩御又は退位すると考え、自由主義のフリードリヒ3世に王位を譲り、プロイセンもイギリス同様に王室が維持され、第二のイギリスを期待していたからです。
そして、そうするとハノーヴァーが、実質、ドイツ、そして、イギリスを支配する時代がきたかもしれない。
わずかな歴史の運命により、ヴィクトリア女王の目論見は外れたが、非常に面白い結婚であったとは思う。
もちろん、ヴィルヘルム1世は、フリードリヒ2世以来の軍人(強さ)王であったため、その力強さには、ヴィクトリア女王も惹かれていたのではないかと思います。
そして、ヴィクトリア女王とヴィルヘルム1世は、ともにジョージ1世を祖先とする遠い親戚と言ってもいいでしょう。
鑑定枚数は、下記となります。
2022年11月1日時点
オークション価格は、下記となります。
フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の20ダカット金メダルPF62+UCAMが、2022年8月に3,278,405円で落札されました。
計算式21,600×137.98×1.1
<総評>
ビスマルクが登場したまさにその時の王が、ヴィルヘルム1世です。プロイセンの最後の王と言ってもいいでしょう。この時代の変化にいたヴィルヘルム1世。是非、面白い大型メダルを持ってみてください。