【Sold】神聖ローマ帝国 1715/2年 カール6世 ターラー銀貨 MS64 NGC
年号 | 1715/2年 |
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国名 | |
鑑定番号 | 2125760-012 |
グレード | MS64 NGC |
販売価格 | 2,200,000円(税込) |
発行枚数 | -枚 |
コイン紹介
2022年7月20日
真のハプスブルク家最後の王、カール6世。
レオポルト1世の次男であり、マリア・テレジアの父。
兄のヨーゼフ1世が天然痘で死去したため、カール6世として即位。
カール6世は、男子の後継者がいなかったため、バイエルン選帝候カール・アルベルトやザクセン選帝候アウグスト2世が神聖ローマ帝国王位継承を狙うとみていたため、相続順位法を発布し、マリア・テレジアが王位継承できるようにしたのです。
そして、誰を王女の婚約者にするのか
皇帝の腹心の一人は、プロイセン王子フリードリヒを推薦したが、結局は、ロートリンゲン公国の王子としました。
私が、このコインが好きな理由はまさにここにあります。
1683年当時レオポルト1世(実際には、パッサウにて指揮)は、ウィーンをトルコに攻撃され、包囲されていた。その時、キリスト教軍の総裁であったロートリンゲン公カールがポーランド王と一緒にこのトルコ軍を追い払ったのです。そして、そのカール・フォン・ロートリンゲン公の長男が当時のロートリンゲン公レオポルトであり、そして、その、次男(長男は、天然痘で死去)であるフランツが結婚相手となったのです。
マリア・テレジアも恩を忘れない人であったのは、父でもあり、皇帝でもあるカール6世の背中を見ていたのではないかと思います。
神聖ローマ帝国コレクターには、必須の1枚。
鑑定枚数は下記の通りとなります。
2022/7/20 時点