【Sold】【思慮と勤勉を以て】1683年 オーストリア レオポルト1世 ターラー銀貨 MS64+ NGC
カテゴリ:オーストリア
年号 | 1683年 |
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国名 | オーストリア |
鑑定番号 | 3956894-011 |
グレード | MS64+ NGC |
販売価格 | 1,300,000円(税込) |
発行枚数 | -枚 |
コイン紹介
理念は、「思慮と勤勉を以て」
皇帝にふさわしく、仕事をこなしながら絢爛さがあった王、レオポルト1世。
神聖ローマ帝国は、ドイツ30年戦争に敗れ、1644年にオスナブリュック(Kunkerの本社!!)でウェストファリア和平子会議が開始され、4年後の1648年にウェストファリア条約が締結され、神聖ローマ帝国は、名目上となったのです。
ただし、レオポルト1世は、1666年、最初の妻であるマルガレーテ(スペインハプスブルク家)とウィーンに入り結婚式を2年に渡っておこなったことで知られています。
条約で、「帝国死亡」と診断された後、ハプスブルク家の力、帝国の威厳を世界に見せつけたレオポルト1世には、惹かれるものがあります。神聖ローマ帝国が、領邦国家に徴収を依頼していた、帝国税が1648年以降、減少し、財政難となりつつある中、このような結婚式を行ったのは、帝国は、まだ死んでいない!と訴えたかったのもあるでしょう。
ウィーンの博物館には、レオポルト1 世が飾られています。そして、確か同じ部屋であったと思いますが、フランツ・ヨーゼフ1世が棺桶に入れられ、顔が見られる写真が飾られています。レオポルトは、絢爛さを好みましたが、しかし、フランツ・ヨーゼフ1世と同じように皇帝としての実務を精力的にこなしていました。それが、ウィーン市民が、敬意を表し、フランツ・ヨーゼフ1世と同じ部屋に飾られているのだと思っております。
鑑定枚数は下記の通りとなります。
2022年5月10日時点