【Sold】2017年 スロバキア フランツ・ヨーゼフ1世 戴冠150年記念 100コロナ金貨 PF70 NGC
カテゴリ:スロバキア
年号 | 2017年 |
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国名 | スロバキア |
鑑定番号 | 3934273-002 |
グレード | PF70 NGC |
販売価格 | 890,000円(税込) |
発行枚数 | 枚 |
コイン紹介
掲載日時:2024年5月23日 6時30分
スロバキアから2017年にフランツ・ヨーゼフ1世戴冠40年を記念して発行された100コロナ金貨となります。
なぜ、スロバキア発行なのか
ご存知の方も多いと思いますが、スロバキアは、神聖ローマ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国時代、ハンガリーの一部でした。
そのため、2017年にスロバキアで発行されています。
私からするとハンガリーが、当時戴冠40年記念100コロナ金貨を発行したことは、少し驚きなのです。
ハンガリーは、もともと各地主が集まってできた国家であり、神聖ローマ帝国、ハプスブルク家をよく思っていなかったのです。
まだ、分からないのですが、どこかで、ハンガリーに対して、ハプスブルク家は、騎士道精神的な対応をしたのではないでしょうか。
確かに、マリア・テレジアがハプスブルク家当主となった際に、最初で唯一支持をしてくれたのがハンガリーでした。
ただ、ハンガリーには、ハプスブルク家を支持する理由がありません。
強いていうならば、今までの地主の力をそのまま維持させたことでしょう。
ただ、倒産寸前の会社ともいえる、神聖ローマ帝国側についたというのは、解せません。
カール6世が、歴史の見えない部分でハンガリーの地主に対して、騎士道精神を見せたとしか考えられません。
反ハプスブルク家のフェレンツ2世が、反乱を起こし、それにハンガリーの地主(貴族)は、同調せずに、反乱もカール6世に鎮圧されています。
反ハプスブルク家の反乱の後に、カール6世のことなので、知らないところで、彼らに恩を売ったに違いありません。
もしかしますと、今後、ハンガリーが何かあった時に最後の最後で切り札になるのでは、と予測していたのでしょう。
ハンガリーの100コロナ金貨と併せて持っておきたい、そんな1枚です。
裏面の戴冠式のデザインは、やはり素敵ですね!
鑑定枚数は、下記となります。
<総評>
ハンガリー100コロナ リストライク版と併せて持っておきたい1枚