【Sold】神聖ローマ帝国 1761年 クレメンス・アウグスト ターラー MS65+ NGC
カテゴリ:ドイツ
年号 | 1761年 |
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国名 | ドイツ |
鑑定番号 | 6320008-027 |
グレード | MS65+ NGC |
販売価格 | 880,000円(税込) |
発行枚数 | 枚 |
コイン紹介
2024年5月19日 21時00分
重量:29.2g 直径:42mm
発行:アウグスブルク造幣局
裏面はミュンスターの聖パウルス大聖堂
そして表面は、カール大帝
クレメンス・アウグストの死去に伴い発行されたターラーとなります。
クレメンス・アウグストは、バイエルン選帝侯マクシミリアン2世エマヌエルの息子であり、ケルンの大司教選帝侯
ケルン選帝侯領は、10世紀から19世紀にかけて存在した神聖ローマ帝国の教会公国でした。また、1583年から1761年までは、ミュンスター司教区も兼ねており、クレメンスは、当時、北西ドイツでも重要な君主の一人であったことから、ミュンスターの聖パウルス大聖堂が描かれています。
ケルン大司教は、神聖ローマ皇帝の戴冠式において、王冠を贈る役割を担っていたほど、神聖ローマ帝国では、重要な地位でした。バイエルン選帝侯であるカール・アルベルトが、カール7世として、皇帝となった際、フランクフルトで戴冠したのです。そして、フランツ1世(マリア・テレジアの夫)が皇帝となった際にもこのクレメンス・アウグストが帝冠をフランツ1世に贈ったのです。
アウグスブルク造幣局で発行されているのは、バイエルン(アウグスブルクは、バイエルンの造幣局)のヴィッテルスバッハ家であったことからです。
2023年1月にMS64が3360ドルで落札されていることから、現在、同じ価格で入手するとした場合、為替155円計算で57万円してしまいます。そして、今回のターラーは、最高鑑定であり、非常に希少な1枚となります。
鑑定枚数は、下記となります。
2024年5月19日時点
オークション価格は、下記となります。
2023年1月にMS64が49万円で落札されました。
計算式:3360ドル×132.85(2023年1月10日 三菱UFJ TTS)×1.1
<総評>
クレメント・アウグストのターラーで最高鑑定。この価格なら「買い」でしょう。